すっぽん店長の気まぐれ日記

2匹のスッポンを飼っている人間が書く、気まぐれなブログです。

スッポンの飼育(水位編)

こんにちは(^^)

すっぽん店長でございます。

今回は水槽には水をどのくらいの高さまで入れればいいのかについて書き込んでいきたいと思います( ´∀`)

 

まずはじめに、皆さん、こんな経験ありませんか?

カメやスッポンは水中で生活しているから、水は多めに入れておこう。

だから、水槽に水を目一杯いれる・・・的な経験。

 

これ、やっちゃあいけないのです   ∑(゚Д゚)!

 

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こんなにいっぱい入れたらアカンよォォォォォ!溺れちゃうかもしれないから!!

 

カメやスッポンは爬虫類。

基本的に肺呼吸により酸素を体内に取り入れています。

水中では皮膚呼吸により水分中の酸素を体内に取り入れることができますが、それでも肺から取り入れる酸素の量の方が多いです。

 

スッポンやカメは水中にいる時、時折水面からシュノーケルのように鼻を出して、呼吸をしています。

水中で息を止められる時間が長く、寝るときも水中で寝ていることが多いことから、よく魚のように水中でも呼吸ができると勘違いしてしまうことが多いようです(^^;

 

 

私もその一人でした(T-T)

 幼い頃にミドリガメを飼っていて、このような勘違いから水槽にかなりの量の水を入れて育てていたことがあり、ミドリガメが溺れて死にかけたことがありました(^^;)

 

 

じゃあ、どのくらいの高さで水を張ればよいのか、下に目安の高さを記載しておきます。

 

【子スッポン(甲長5〜8cmほど)の場合】

水槽の底から(砂利や底砂を入れてる場合はその表面から)5〜6cmほど。

 

【大人のスッポン(甲長15cm以上)の場合】

水槽の底から(砂利や底砂を入れてる場合はその表面から)10〜13cmほど。

 

何度も言いますが、上記の数値はあくまでも目安です。

スッポンの成長具合によっては過不足が生じる場合があるので、ご了承ください。

もし、上記の高さでスッポンが少々キツそうに首を伸ばして鼻を出している時は、水を減らしてあげてください(^^)

 あと、甲羅は完全に水の中に浸かるようにしてください( ´∀`) 

 

以上、スッポンの水位についてでした(^^)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

参考になれば幸いです(^^)